独立行政法人 国民生活センターは、全国の消費生活センターに寄せられた2011年度の商品・サービス別の相談件数の1位は、アダルト情報サイトに関するものと発表した。

相談内容は、「有料の認識がないままサイトを進んだところ、料金の請求画面が表示されたが、支払わなければならないか」「個人情報が業者に伝わっているのではないか」などが多かった。パソコンからアクセスしているケースでは、パソコンを起動するたびに料金請求画面が表示され、請求画面が張り付いたという事例も多い。また、最近では、インターネットを利用できる機器がパソコンや携帯電話、スマートフォンだけでなく、ゲーム機や音楽プレーヤー、テレビなど多岐にわたるため、様々な機器からインターネットに接続し、トラブルとなっている。

同センターでは、性別・年代を問わず相談が多く、誰にでも起こりうることから、消費者に、安易にサイトにアクセスしないように、またマートフォンでは、アプリを安易にダウンロードしないことを呼びかけている。

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20120906_1.html